植栽(芝編)
2019/07/01
こんにちは。
(株)さいしんの設計デザインをしていますIです。
今回は、シンボルツリーとは異なりお庭のアクセントにもなる芝をご紹介いたします。
芝には、数多く種類があり最近ではトヨタ芝(TM9)と言う品種も出回っております。
今回は、芝で最もベーシックな高麗芝をご紹介いたします。
高麗芝は、日本では東北以南で最も多く使用され、日本の風土にあった芝です。葉の幅は野芝よりも細く、
刈込みによって密度も細かく、見た目にも綺麗な芝生になります。
また、暑さや乾燥に強く、土壌を選ばす病害虫にも強い。生長が緩慢で比較的省力管理でき高麗芝は発芽率が
低いため種子では流通せず、産地から地面ごと切り出した「切り芝=ソッド」での流通が主流になります。
また、刈込は春・秋は月1回、生長が旺盛な7〜8月には週1回の刈込みが目安になります。
西洋芝と違い高麗芝の場合は日中に水やりをしても比較的問題ありません。
また、高麗芝は乾燥にもある程度耐えることが出来るので、西洋芝に比べても水やりの回数が少なくてすみます。
芝生の葉が巻いてくるように細くなっていると水分不足になっている証拠なので、適時水やりを行ってください。
4月から6月の間は、基本的に水やりは必要ありませんが、晴れた日が続き芝生が乾燥している様であれば、水やりをおこないましょう。
7月から9月の間は3日に一度を目安に水やりを行います。雨が降った日は水やりは必要ありません。
10月以降は基本的に水やりの必要はありませんが、芝生が乾燥している場合は適時水やりが必要になります。
芝生が休眠期に入る冬の間も特に水やりの必要はありません。