SAISIN BlogBLOG

生垣紹介

2019/11/04

こんにちは。

(株)さいしんの設計デザインをしていますIです。

今回は、生垣に適した植栽をご紹介します。

今回ご紹介する植栽は、ベニカナメモチと言うもっともスタンダードな生垣に適した植栽です。

ベニカナメモチは、春先に葉が紅葉し、冬に緑色となる一風変った常緑広葉木小高木です。

新芽の頃の紅葉は、アントシアニンという成分で葉が赤くなり春~初夏、泡を吹いたように白い小さな五弁花を枝先に多数つけます。

似た木でベニカナメモチほどは赤くならないカナメモチや、カナメモチとオオバカナメモチの交配種であるレッド・ロビンと言う種類があります。

レッド・ロビンはベニカナメモチより新芽の赤が濃く、葉が大きくて柔らかく、葉縁のギザギザ控えめです。どの木も庭の生垣や街路樹、公園樹と

して植えられます。

ベニカナメモチ独特の赤色の葉を長く楽しむためには、剪定が欠かせません。

赤色の葉は新芽のため、剪定した後に出てきます。

剪定は年に3回行うのが理想で、時期は3月、6月、9月が目安になります。生垣という実用的な役割から、直方体にカットするケースがよく見られま

す。

特に木の上部は生長が早いため、目的の高さより伸ばさないよう注意がしましょう。また、剪定をすることで分枝を発生させて葉の密度をより高く

し、目隠しとしての働きを十分にするメリットが得られます。

もし剪定を年に1回で済ませたい場合は、真夏の暑い時期を避け、6月か9月頃に行うと良いでしょう。

10月以降はベニカナメモチがあまり生長しない時期のため、枯れてしまう恐れがありますのでベニカナメモチの健康を損なわないためにも、寒い時

期の剪定は避けましょう。


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